家って500万円くらい簡単に損しちゃう実話

注文住宅の予算の立て方と予算オーバーしない秘訣を分りやすく解説!

家づくり予算・資金計画

注文住宅の予算の立て方と予算オーバーしない秘訣を分りやすく解説するページです。

管理人
管理人

私の家づくりの経験上から申し上げると、注文住宅の予算をしっかりと立てて管理することは本当に大切です。

実は、私は予算をしっかりと立てなかったばかりに家づくりで危うく失敗しかけた経験者でもあるんです。

結局は、予算を立て直し家づくりは成功したと言えるのですが、反省点のひとつとなりました。

そんな反省経験談も含め、注文住宅の予算の立て方と予算オーバーしない秘訣を解説します。

では、まいりましょう!

家づくり予算の立て方で危うく失敗しかけました

予算の立て方の失敗談

私の反省経験談を簡単にお話しましょう。

お恥ずかしい話ですが、家を建てようと考えたときに注文住宅のことがよく分らず、…といいますかあまり勉強しないでとりあえず住宅展示場に行きました。

予算については、ざっくりと総費用で3000万円以内とくらいしか考えずに行ったんです。

住宅展示場では、ハウスメーカーのモデルハウスを3軒回りました。

それぞれのハウスメーカーに間取りプランと見積もりをお願いして、後日また行くことにしました。

こちらは「また行く」と言っているのにも関わらず、3社とも営業マンが間取りプランと見積もりを持って自宅にやってきましたが(汗)・・・

管理人
管理人

それはさておき、3社の見積もりはいったいどうなっていたか?

どの会社も建設費3000万円以上の見積額ではありませんか。

こちらは、総費用(本体工事費、付帯工事費、諸費用)で3000万円以内で考えていると伝えたにも関わらず、建設費だけで3000万円以上となっていたんです。

建設費には本体工事費と最低限必要な付帯工事費は含まれているんですが、諸費用などは含まれていないんです。

どう考えても予算オーバーになるんです。

私の説明の仕方が悪かったのかもしれませんが、営業マンの話を聞いているとどうやら私の年収をもとに住宅ローンの借り入れ上限に近いところまでの見積もりを提示してきたようなんですね。

管理人
管理人

この見積もりはちょっと厳しいなあ~

営業担当
営業担当

いえいえ、大丈夫ですよ。今、住宅ローンは低金利でダンゼン有利ですし、良い家を建てるチャンスなんです。少し無理をするくらいで良い家を建てておいた方が絶対に満足できますよ。そうしなかったお客さんで後悔している方は多いですからね。

どの営業マンもこんな感じのことを言ってましたね。

しかし、こんなことを聞くと、「それもそうかあ~ ちょっとケチって後で後悔したくないもんなあ~」という気持ちにもなるんですよね~

かなり気持ちが、予算オーバーしてもいいかという方に傾いた覚えがあります。

とは言っても!

冷静になって、住宅ローンの毎月の返済額や諸費用、これから先に必要となる子供たちの教育費など将来的にかかるお金のことを計算してみると、やっぱり予算オーバーは痛いことが分かってきたんですね。

というような経緯があって、資金計画のことを勉強しなおして予算をしっかりと立てることにしたのでした。

ハウスメーカーの営業さんたちは、その後もしつこく営業攻勢をかけてきましたが・・・(この話は愚痴になるので省きます)

おすすめの注文住宅の予算の立て方

管理人
管理人

注文住宅の予算を立てるにあたっては、一般的に言われている注文住宅総費用の内訳をもとにして考えることにしました。

注文住宅の総費用は、一般的に次のような内訳になると言われています。

注文住宅総費用の内訳

総費用 = 本体工事費 + 付帯工事費 + 諸費用

本体工事費とは、建物本体にかかる費用のことですから、最もお金がかかる費用です。

付帯工事費とは、建物本体以外にかかる工事費用のことで別途工事費ともいいます。

付帯工事には、門扉やフェンスなどの外周り関わる「外構工事」の他、「空調工事」、「カーテン工事」、「植樹工事」などがあります。

諸費用とは、税金や各種申請に必要な費用や登記に必要な費用などのように、現金で支払わなければならないことが多いです。

諸費用の中には、引っ越し費用や家の建て替えの場合には、仮住まい費用が必要になりますし、地鎮祭や上棟式の費用なども含まれます。

総費用の内訳の割合(目安)

注文住宅の総費用の内訳の割合は、目安として次のようになると言われています。

本体工事費総費用の7割~8割
付帯工事費総費用の1.5割~2割
諸費用総費用の0.5割~1.5割

住宅ローンの借入額をもとに予算を立てる?

実際に予算を立てるために、予算の立て方を住宅関連の本やネットで調べてみると次のような手順をよく見ます。

  1. 自己資金(主に頭金)を決める
  2. 住宅ローンの借入額を決める
  3. 総費用(予算)を決める

1番目の自己資金がいくら用意できるかを決めることは重要だと思います。

2番目の住宅ローンについては、「毎月の返済額に無理のない借り入れをしよう」とか「住宅ローンの返済額は、年収の25%以内を目安にして借り入れよう」などと説明があります。

そして3番目に自己資金と住宅ローンの借入額を合計して、総費用の予算にする方法です。

例えば自己資金は500万円用意でき、住宅ローンは2000万円借りることができるから、総費用が2500万円の予算で家を建てようとなるわけですね。

このように住宅関連の本やネットを見ていると、住宅ローンの借り入れ方法については詳しく書いてあり、そのお金をもとに頭金を足して予算化するというように、なんとなく住宅ローンありきのような印象を受けます。

しかし、私はふと思ったのです。

管理人
管理人

現金が必要となる諸費用は、「一般的な目安として総費用の0.5割~1.5割が必要」と言われているんだから、それをもとに予算を立てる方が予算オーバーを防げて安全なんじゃないかな?

諸費用に使える現金から検討する

管理人
管理人

なにはともあれ、諸費用に使うための現金をいくら用意できるかを考えてみよう!と思ったんです。

諸費用の多くは、現金で支払う必要があります。

つまり、諸費用として用意できる現金がないことには家を建てることができないわけです。

そのため、諸費用として支払うことができる現金をいくら用意できるかを考えて、その金額をもとに上の表にある割合から総費用を計算してみようと考えました。

総費用の内訳の割合としては次のように設定してみました。

本体工事費総費用の7割
付帯工事費総費用の2割
諸費用総費用の1割

貯金の中からライフプランに必要なお金を残して、注文住宅にまわせる現金を算出してみることにしました。

私の場合は、家づくりのために用意できる現金を600万円としました。
そして、600万円のうちの半分の300万円を頭金などに使い、残りの300万円を諸費用に充てることにしました。

では、諸費用を300万円として予算を立ててみます。

諸費用から総費用を算出

総費用は、諸費用 ÷ 諸費用の割合(0.1) で計算ができます。
300 ÷ 0.1 = 3000 となり、総費用は3000万円で予算設定ができます。

総費用を3000万円として、本体工事費と付帯工事費を計算してみると、全体の予算は次の表のようになります。

内訳割合費用
本体工事費7割2100万円
付帯工事費2割600万円
諸費用1割300万円
総費用10割3000万円

偶然にも総費用としては、家づくりを始めた頃になんとなく考えていた3000万円と同額になりましたが、その時とは違い予算の内訳が具体的な数字として表すことができたことは良かったです。

住宅ローンの借り入れ額をシミュレーションしてみる

諸費用から逆算して、総費用を算出し本体工事費と付帯工事費も予算化してみました。

しかし、住宅ローンの借り入れが無理なくできるかを考えなくてはなりません。

私の場合は、付帯工事も同じ住宅会社に依頼することで、住宅ローンの中に付帯工事費も含めることを考えました。

建設費用の予算

本体工事費(2100万円) + 付帯工事費(600万円) = 建設費用(2700万円)

このうち300万円を頭金として用意していたので、住宅ローンは2400万円が借り入れできるかを調べなくてはなりません。

調べる方法としては、ネットの住宅ローンシミュレーションを利用してみました。

住宅ローンシミュレーションの結果

ローンタイプ フラット35の全期間固定金利型を想定してシミュレーション(元利均等返済)

借り入れ額2,400万円
返済期間35年間
利率1.30
月々返済額71,155円
管理人
管理人

結果をもとに私の年収から返済負担率を計算してみると17%となり、20%以下にすることができたので良い感じだと思いました。

コン吉
コン吉

返済負担率とは、年収に対して住宅ローンの年間返済額が占める割合のことです。
一般的に無理のない返済負担率は25%までといわれていますが、理想は20%以内にすることだと思います。

例えば、年収が600万円の人の場合、返済負担率が20%の年間返済額は、600万円に0.2を掛け算して120万円までとなります。
120万円を12で割ると10万円ですから、月々のローン返済額を10万円以下にすることが理想的というわけです。

返済負担率はあくまで目安とする割合ですから、ご自身の暮らしの中で月々の住宅ローンの返済に無理のない借入れにすることが大切です。

費用の加減は設定した予算の範囲内で調整

この予算設定をもとに、その後の家づくりを進めていくことにしました。

もちろん、注文住宅の計画進行途中において、予算の加減修正は何度も行うことになるのですが、それは予算設定の範囲内で行うようにして、予算オーバーすることだけはないように注意しました。

例えば、本体工事費に費用を少しプラスしたいとなれば、付帯工事費から予算をマイナスして調整するようにしました。

注文住宅会社を選ぶ際のハウスメーカーや工務店の訪問時でも、設定した予算だけは絶対にオーバーできないことを強調して伝えました。

管理人
管理人

これが私が実際に行った注文住宅の予算の立て方です。いかがでしたか?

私が行った注文住宅の予算の立て方のポイントは、現金払いが中心の諸費用から逆算してみたということです。

注文住宅は、必要となる現金が思った以上に多いことは覚えておいていただきたいと思います。

家の建設費は住宅ローンでなんとかなるとしても、現金払いでショートしてしまっては、せっかくマイホームが持てたとしてもその後の生活にしわ寄せがこないとも限りません。

私の場合は、諸費用として総費用の1割を予算化しましたが、もっと多くしておいても良かったかもなと思っています。

もし、予算化した諸費用が余ったとしても、現金はどれだけあっても決して無駄になりませんからね。

注文住宅で予算オーバーしない秘訣

管理人
管理人

注文住宅で予算オーバーしない秘訣は、ここまでお伝えした予算の立て方を実行することです。

予算オーバーする原因は様々あると思います。

その原因のひとつひとつをここで考えて潰していくことは難しいと思いますので割愛しますが、私の家づくり経験や予算オーバーしてしまった方の失敗談などから分かることは、そもそも予算をしっかりと立てていないことが原因として大きいと思います。

このページの最初でも私の予算の立て方の失敗談をお話しましたが、あの話の中にあるように、予算をしっかりと立てないでハウスメーカーの営業マンに会って、上手い営業トークに乗せられてしまう場合もあるでしょう。

また、家づくりを進めていくうちに予算に対する意識が薄れてしまい、ハイグレードな設備やオプションの追加でいつの間にか費用が膨らんでしまって予算オーバーしてしまう人も多いようです。

さらに、そもそも諸費用に必要になる現金をしっかりと用意できていないばかりに、現金がショートして困るというような人も少なくないようです。

注文住宅で予算オーバーしない秘訣!

注文住宅で予算オーバーしない秘訣は、ここまでに説明したように、支払わなければならない現金(諸費用)から予算化をはじめて、その後に建物の建設費(本体工事費、付帯工事費)を決めて、予算以上のお金は使えない状況にすることです。

管理人
管理人

この方法で、なぜ予算オーバーしなくなるかといいますと・・・

もし、建設費が予算以上に増えるということは、総費用が増えることになり、それはつまり支払わなければならない現金(諸費用など)も増えることに繋がります。

コン吉
コン吉

総費用の内訳の割合の目安を思い出していただくと、ご理解していただけると思います。
どれかの金額が増加するということは、割合をもとにすると他の金額も増加することになりますね。

諸費用の現金はすでにきっちりと予算化をしているので、払えないものは払えないことになりますから、予算オーバーはできないというわけです。

ここで大切なことは「予算以上にはお金を使うことができない」という意識を強く持って家づくりを進めることです。

この意識があると、例えば何かグレードアップしたいことがでてきたら、その代わりに何かをグレードダウンするか何かを諦めるという考え方をするようになると思います。

以上が、注文住宅で予算オーバーしない秘訣です。

管理人
管理人

ここまで説明させていただいた、注文住宅予算の立て方と予算オーバーしない秘訣が参考になれば幸いです。
諸費用(現金)から逆算していく方法を解説しているのは私だけかもしれないためピンとこない方もおられるかもしれませんが、一度試していただけるといいと思います。

さて、ここからは予算立ての参考になる資料を見ていきましょう。

みんなの予算はいくらくらい?

私は、注文住宅家づくりの資料収集のためにいくつかのネットサービスを利用しました。

その中でも、大変に役に立ったのが「タウンライフ家づくり」という住宅関連ネットサービスです。

管理人
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私が実際に利用したネットの一括資料請求サイトのランキングページでも紹介させていただいています。

タウンライフ家づくりは、複数の注文住宅会社の間取りプランや見積書を無料で作成してくれます。

自分の予算でいったいどんな住宅会社のどんな間取りの家を建てることができるのかが分かり、見積書で費用の比較検討もできるという本当に有難いサービスです。

管理人
管理人

私がタウンライフ家づくりを実際に利用したときの体験談をまとめたページはこちらです。

このタウンライフ家づくりを利用してみたときに、担当者の方に「注文住宅を計画している方は、どのような希望をされていますか?」と質問をさせていただきました。

そのときに、予算に関する情報を回答いただいたので、参考までに見ていただきましょう。

ここから見ていただくデータは、実際にタウンライフ家づくりで資料請求を依頼された方の依頼内容を割合で算出されたものです。

土地ありの方の注文住宅希望予算の割合

土地を所有している方の住宅建築にかける希望予算データです。

2000万円くらい27%
2300万円くらい6%
2500万円くらい10%
2800万円くらい7%
3000万円くらい10%
3300万円くらい4%
3500万円くらい7%
4000万円くらい4%
4500万円くらい2%
5000万円~6500万円くらい4%
7000万円以上1%
まだわからない18%
注文住宅希望予算【土地あり】グラフ

希望予算が2000万円から2800万円の3000万円未満の方が、50%でちょうど半数になっていることが分かりますね。

土地なしの方の注文住宅希望予算の割合

土地の購入も希望された方の家づくり希望予算データです。

備考 土地なしの方の希望予算は、土地代も含めた予算です。

2000万円くらい12%
2300万円くらい5%
2500万円くらい11%
2800万円くらい6%
3000万円くらい11%
3300万円くらい6%
3500万円くらい12%
4000万円くらい11%
4500万円くらい5%
5000万円~6500万円くらい7%
7000万円以上2%
まだわからない12%
注文住宅希望予算【土地なし】グラフ

土地ありの世帯とは、違った割合になっていますね。グラフを見るとかなりバラつきがあることが分かります。
バラつきの理由は、土地代も含めた希望の予算であることから、地域によって土地価格の高低の幅があることが考えられます。

みんなが希望する家の広さ(坪数)は?

希望する住宅の広さの坪数データです。

20坪以下5%
25坪くらい9%
30坪くらい25%
35坪くらい29%
40坪くらい17%
45坪~60坪くらい13%
70坪以上2%
注文住宅希望の広さ

希望する家の広さで「30坪くらい」と「35坪くらい」の割合を合計すると54%になり半数以上の割合となります。特に「35坪くらい」を希望する世帯が約3割で多数派になりますね。

みんなが希望する間取り(LDK)は?

希望する間取りの希望何LDKデータです。

2LDK6%
3LDK24%
4LDK46%
5LDK11%
6LDK2%
7LDK1%
まだ決めていない10%
希望は何LDK

間取りでは、4LDKを希望する人が46%と多数派ですね。
3LDKを希望する人の割合(24%)と合計すると70%になるので、家の広さが30坪から35坪で3LDKか4LDKを希望している人が多いことが分ります。

注文住宅予算の立て方のまとめ

管理人
管理人

さて、ここでは注文住宅の予算の立て方について、私の失敗談や失敗の反省からやり直した予算の立て方についてお伝えさせていただきました。

ポイントは、現金払いが中心の諸費用から逆算してみるということです。

また、参考資料としまして、注文住宅でこれから家づくりを計画されている方たちの希望予算についても見ていただきました。

予算の立て方については、様々な考え方や方法があると思います。

色々な方法で予算を検討してみると、ご自身にとって最適な予算を組むことができると思いますので、ぜひ理想の家づくりのためにしっかりとした予算立てをしましょう。