家づくりをする時に、複数の業者に見積もりを出してもらい比較することを相見積もりといいます。
相見積もりは自分に最適な業者を選ぶために、欠かせないステップです。
ここでは相見積もりの依頼の仕方やポイントについて、説明したいと思います。
なぜ相見積もりが重要なのか
注文住宅で家を建てる時、1社だけに見積もりを依頼するよりも、複数の業者に依頼して見積もりを比較する方が断然いいです。
複数の見積もりを比較することで、注文住宅で家を建てる費用の相場を理解することができるからです。
また自分の予算の範囲で、しっかりと希望通りのプランを提案してくれる業者を探すためにも、相見積もりは必要です。
同じ条件を提示して比較することで、どの業者が一番信頼できるかというバロメーターにもなります。
ただ単に安いからいいというわけでなく、希望を叶えるためにどれほど骨をおってくれるか、という点を見極める手段にもなるのです。
相見積もりを依頼する前にすること
相見積もりを依頼する時には、どんな家を建てたいのか希望をしっかり伝えなければいけません。
ですから依頼する前に、家づくりの希望を家族でまとめておきましょう。
同じ条件を伝えるために、ノートなどに希望を書いておくと良いでしょう。
また予算の設定も、相見積もりを依頼する前にあらかじめしておく必要があります。
相見積もりはあまりたくさんの業者に依頼すると、余計に比較しづらくなるので、3社くらいにしておくのがいいと思います。
資料請求をしてカタログやモデルハウスを見たりして、依頼する業者をしぼっておきましょう。
相見積もりを依頼するコツ
相見積もりを依頼する時に大切なのは、相見積もりだということを全ての業者に伝えるということです。
特に会社名を言う必要はありませんが、厳選した3社に見積もりを依頼していること、その中の1社で必ず家を建てることは伝えましょう。
正直に伝えれば、信頼できる業者なら、予算内で最大限の努力をしたプランを提供してくれるはずです。
比較するうちに3社を2社にしぼり、最終的に1社を選ぶと良いでしょう。
見積もりの修正は、何回でも無料でしてくれる業者ばかりとは限りません。
初回だけが無料で、2回目以降は料金がかかる業者もあるので注意しましょう。
見積もりは依頼してから1週間でだしてくれる業者もあれば、1ヶ月かかる業者もあります。
スケジュールには余裕を持って、あせらずあわてずじっくり相見積もりを検討しましょう。