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EVコンセントの設置費用で後悔しない!後付けで泣かないための新築時の鉄則

更新

新築時にわずかな費用を惜しんだばかりに、将来10万円以上の出費を強いられるケースが急増中。
プロの視点で、後付けで後悔しないEVコンセントの秘策を伝授します。

目次

専門家が教えるEVコンセントの満足度を高める検討のコツ

家づくりにおいて、コンセント一つでこれほどまでに「やっておけばよかった」と後悔される設備は他にありません。

今の車がガソリン車だからといって、電気自動車(EV)の準備を後回しにするのは非常に危険です。

住宅展示場の営業マンは「必要になったら後で付けられますよ」と軽く言うかもしれませんが、一級建築士の私から言わせれば、それは大きな落とし穴。

住んだ後の満足度を左右するのは、「見えない配線の通り道」をいかに新築時に確保しておくかに尽きます。

壁が仕上がってから太い電線を室内に這わせるのは、見た目も悪く、工賃も跳ね上がるからです。

将来の暮らしを想像し、今のうちに「数手先」を読んだ設計を施すことが、真の意味でのコストパフォーマンスに繋がりますよ。

より良い住まいにするために検討すべき注意ポイント5選

「とりあえず外壁にコンセントだけ付けておけば安心」と考えていませんか?

実は、それだけでは将来のEVライフを支えるには不十分な場合が多いのです。

実務の現場で見てきた、よくある失敗例とその背景にあるリスクを深掘りしてみましょう。

配線容量の不足で充電が終わらないリスク

電気自動車の充電には、一般的な家電とは比較にならないほどの大きな電流が長時間流れます。

新築時に「一番安い基準」で配線を選んでしまうと、将来登場する高性能な急速充電に対応できず、結局壁を壊して配線を引き直す羽目になりかねません。

将来を見据えるなら、現在の標準よりもワンランク上の許容電流を持つ電線を選んでおくのが、プロの目から見た賢い選択です。

分電盤の空きスペースがなくて設置不可

家の中にあるブレーカーの箱(分電盤)に、EV専用のスイッチを増設するスペースはありますか?後付けで工事をしようとした際、この「空き」がないために、分電盤そのものを丸ごと交換しなければならない事例が多々あります。

分電盤の交換は、部品代だけでなく職人の手間賃もかさむ高額な工事。

新築の段階で、あらかじめ「将来のEV用」として予備の回路スペースを確保しておくことが、将来の自分への最高のプレゼントになります。

駐車位置とコンセントが逆でケーブルが届かない

「道路側に付けておけばいいだろう」という安易な判断は禁物です。

電気自動車の充電ポートは、車種によってフロントだったりリアのサイドだったりとバラバラ。

いざ車を買ってみたら、充電ケーブルを車の周りにぐるっと回さないと届かない、なんて不格好なことになりかねません。

将来どのような駐車スタイルになっても対応できる位置、あるいは複数の候補場所に配管だけを通しておく柔軟性が求められます。

V2Hの可能性を無視した配置計画

今、注目されているのが「車から家へ」電気を戻すV2H(Vehicle to Home)という技術。

災害時の非常用電源としても期待されていますが、これには通常のコンセントよりもはるかに太い配線と、専用の機器を設置するスペースが必要です。

新築時に「ただの充電コンセント」のことしか考えていないと、いざV2Hを導入しようとした時に、配線経路が確保できずに断念するケースが後を絶ちません。

将来のエネルギー自給自足を見据えた余裕のある設計が重要です。

契約アンペア数の限界によるブレーカー落ち

EV充電を始めると、家全体の電気使用量が跳ね上がります。

特に冬場の夕食時など、エアコンとIHクッキングヒーター、さらにエコキュートが動いている最中に充電を開始すると、メインのブレーカーが落ちてしまうことも。

後付けでアンペア数を上げようとしても、家の中の配線が細すぎると対応できない場合があります。

新築時に、将来の最大負荷を想定した「太い幹線」をあらかじめ引き込んでおくことが、ストレスのない暮らしの土台となります。

暮らしの質をワンランク上げる設計と工夫の好事例

一方で、少しの工夫で「本当にやってよかった!」と施主様が笑顔になる事例もたくさんあります。

単なるコンセント設置に留まらない、プロが唸るワンランク上のアイデアを見ていきましょう。

多くの施主様に喜ばれた成功・工夫のアイデア5選

家づくりは、今の不満を解消するだけでなく、未来の自分たちを助ける作業でもあります。

ここでは、私が実際に設計に取り入れて好評だった、EVライフをより豊かにする具体的な工夫をご紹介しますね。

CD管という魔法のトンネルを先行配置

もっとも安価で、かつ効果絶大なのが、分電盤から駐車スペースの近くまで「CD管(配線用の保護管)」をあらかじめ通しておくことです。

新築時なら数千円の材料代とわずかな手間で済みますが、これがあるだけで、将来どんなに太い電線が必要になっても、壁を壊さずにスルスルと配線を通せます。

まさに、未来へのタイムカプセルのような先行投資。

後付け工事の費用を劇的に抑える「最強の裏技」と言っても過言ではありません。

専用の充電スタンド「ポール」の設置

外壁に直接コンセントを付けるのではなく、駐車スペースの脇に自立型の充電ポールを立てるプランも人気です。

外壁へのダメージを防げるだけでなく、操作しやすい高さにコンセントを配置できるため、毎日の充電作業が格段に楽になります。

また、ポールの近くに予備の空配管を通しておけば、将来的にV2H機器へのアップグレードもスムーズ。

見た目もスタイリッシュで、「注文住宅ならではのこだわり」を感じさせる外構に仕上がります。

200Vコンセントを「標準装備」にする

100Vでも充電は可能ですが、速度が圧倒的に遅く、実用的ではありません。

現代の家づくりでは、最初から200Vの専用回路を引いておくのが鉄則です。

新築時であれば、部品代は数千円程度の差。

このわずかな金額を惜しんで100Vにしたり、コンセント自体を省略したりするのは、後から10万円以上の追加工事費を払うリスクを買っているようなものです。

「使うかどうかわからない」なら、なおさら200Vの配線だけは済ませておきましょう。

盗電防止とスイッチ連動の防犯対策

外にコンセントがあるとなると、気になるのが「勝手に使われないか」という防犯面。

そこでおすすめなのが、室内側の玄関ホールなどに「充電ON/OFFスイッチ」を設けるアイデアです。

使う時だけ室内から電気を通すようにすれば、不在時の盗電リスクをゼロにできます。

また、夜間の安い深夜電力を利用する際も、手元で管理できる安心感は大きいもの。

こうした小さな配慮が、住み始めてからの心のゆとりを生みます。

玄関ポーチや物置との一体型配線

充電ケーブルは意外と重く、雨の日の取り回しは面倒なものです。

そこで、玄関ポーチの軒下や、駐車スペース横の物置と配線を一体化させる工夫も喜ばれます。

充電器を雨風から守れるだけでなく、予備のケーブルを収納するスペースも確保できる。

「使う人の動線」を徹底的に考え抜いた配置は、実際にEVに乗り始めてからその真価を発揮します。

図面を見ながら、雨の日に充電する自分の姿をシミュレーションしてみるのが成功の秘訣ですよ。

家づくりにおいて、こうした「未来への備え」を具体的にイメージするためには、まずは幅広く情報を集めることから始めてみてください。

成功する家づくり戦略は、資料収集を最初に行うこと!

家を建てようと思い立った時、必ずすべきことが、できる限り多くの会社のプラン比較です。

なぜなら、住宅会社によって、施主の希望をできる限り叶えようとしてくれる前向きさや、経験や実績から本当に暮らしやすいプランの提案力に違いがあるからです。

実は、会社の中には、契約中心に考えて、施主の想いをなおざりにする業者もいなくはありません。

施主の想いに寄り添って考えてくれる会社かどうかは、比較することで見えてくるものです。

とはいっても、多くの住宅会社のプランを集めることは、時間も労力もかかり、忙しいあなたにとって負担が大きいでしょう。

そこで利用したいのが、WEBで複数会社に一括資料請求ができる便利サービスです。

WEBでの情報収集がもたらす圧倒的なメリット

家族のこだわりを言語化するツールにする

取り寄せたカタログには、最新の間取りや収納のアイデアが詰まっています。

それを家族で囲んで眺める時間は、自分たちの理想の暮らしを言葉にする大切なプロセスになります。

「WEB会議ができるワークスペースが欲しい」「将来を見据えて1階に寝室を作りたい」といった具体的な希望を資料を参考にまとめておけば、住宅会社との打ち合わせが何倍もスムーズに進みます。

まずは自宅というリラックスした環境で、夢を形にするための「教科書」を手に入れましょう。

複雑な法規制や条例をクリアする知恵を得る

地域よっては、景観や安全を守るための厳しい独自の条例がある場合があります。

例えば、建物の高さや壁面の後退距離、さらには庭の緑化率まで細かく決められている地域があります。

こうした規制を無視して計画を進めてしまうと、「思ったような大きさの家が建てられない!」計画のやり直しなんてことになりかねません。

WEBで資料を取り寄せる際に、検討中のエリアでの施工実績が豊富な会社をピックアップしておけば、複雑なルールをクリアした上での最適なプランを、プロが提案してくれます。

予算のミスマッチを防ぐための比較検討

多くの住宅会社を個別に回って同じ説明をするのは大変ですが、WEBで複数会社に間取りや見積りを一括請求できるサービス(タウンライフ)を利用すれば、同じ条件で各社の提案を横並びにして検討できます。

実は、見比べてみると大きな価格差に驚くことにも!

概算見積り5社比較

例えば、5社比較で
これだけ差が出ることも!

<30坪/4LDK 建物本体価格の一例>

A社2,100万
B社2,020万
C社1,950万
D社1,890万
E社1,820万
その差、
約300万円※

※金額・内容は一例です。建物本体価格のみを想定した比較です。比較結果はあくまで一例であり、保証するものではありません。

さらに、建物本体価格をもとに総額予算をシミュレーションしてみましょう。

建物本体価格に差があると、建築総額や住宅ローンの支払い総額に大きく影響する可能性があります。

建物本体価格による総額の違い
項目 A社 E社
建物本体 (70%) 2,100万円 1,820万円
建物本体の差額:約280万円
付帯工事 (20%) 600万円 520万円
諸費用 (10%) 300万円 260万円
総額目安 3,000万円 2,600万円

総額では 約400万円 の差になります

さらに住宅ローンの借入額によっては、支払い総額の差はさらに大きくなることも考えられます。

管理人

ぜひ、タウンライフに資料請求して、あなたの家づくりプランを徹底比較してみることをおすすめします。

おすすめ【無料】一括資料請求サイト

電気自動車の時代を見据えた賢い家づくり

家づくりは、完成した瞬間がゴールではありません。

5年後、10年後、あなたの愛車が電気自動車に変わった時、この時の判断が「最高の選択」だったと確信できるはずです。

住宅展示場の華やかなモデルハウスに惑わされず、まずは足元の、そして壁の中の「本質的な価値」に目を向けてください。

一見地味なEVコンセントの準備こそが、将来の資産価値を守り、あなたの家計を助ける強力な武器になるのです。

最後に、後悔しないためのアクションプランを整理しておきましょう。

  • 次回の打ち合わせで確認すべきアクションプラン
  • 設計担当者に「EV専用の200V回路」を最初から図面に入れるよう依頼する
  • 分電盤から駐車スペースまで、将来用の「空配管(CD管)」を1〜2本通しておくよう見積もりを取る
  • 分電盤の予備スペースが、少なくとも2回路以上あるか図面でチェックする
  • 車の充電ポートの位置を想定し、コンセント配置が「最短の動線」になるか外構図で確認する
  • 太陽光発電やV2Hの導入を視野に入れ、「太めの幹線(電線)」をあらかじめ引き込む相談をする

これらを伝えるだけで、営業マンや設計士は「この施主様は本気だ」と姿勢を正すはずです。

あなたの家づくりが、30年先まで笑顔で溢れるものになるよう、心から応援しています。

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